MESSAGE

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人として対等に向き合う
人間関係づくりで、
医療介護の概念を変える。

代表 胡谷 俊樹

代表 胡谷 俊樹

目に見えない大切なものをもらったことで
医師としての心構えが定まる。

代表の正面写真

病気を治したい。困っている人を助けたい。
医師を志した方なら誰しも思ったことでしょう。私もそうでした。
世界中の論文を探せばこの人が治るような治療を自分だったら見つけられるんじゃないかと本気で考えていたのです。
しかし、治療を懸命に施しても救えなかった患者さんを何度も目の前にしたことで絶望してしまった。
医師の存在意義って何なのだろう。治せないのなら一体なんのために医師をやっているのだろう。
答えを見出せず無力感に苛まれました。立ち直るきっかけとなったのがカウンセラーからの言葉でした。
「患者さんから何かもらってるからこそ無力感を感じているのではないですか。その何かを探してみてください」と、思ってもみなかったことを言われたのです。
この時は何かがなんのことなのか全くわかりませんでした。

いつものように診察しながらこの人から何をもらっていたのだろうと考える。でもわからない。
教えてくれたのはがん末期の患者さんでした。
私は、この人はいつか亡くなってしまう人なんだって思いながら診察していました。
だから言葉をかけることができなかった。
ところがその患者さんは「いつも来てくれてありがとう」と微笑んでくれた。
ハッとさせられました。
些細な言葉とか笑顔とか表情、そういう目に見えないものを患者さんから受け取っていたはずなのに受け取ってなかったんだなって気づいたんです。

そこから意識が変わり、やらなきゃいけないことが見えてきました。
医師としてできることは少ないかもしれないけれど、人と人との関わりっていう面ではできることがいっぱいある。
病気のことを少しでも忘れて生きているときの数時間、1秒かもしれないけど、そういった時間をちょっとでも幸せだと思ってもらうことができたなら医師という肩書き以上に人としてその人に貢献できる。
それが一番大切なことではないか。そんな思いに至ったのです。

代表と患者さん

病人とか障がいとかで人を分けない。
誰もが心から楽しめる社会をつくる。

代表の横顔写真

おうじグループは30年にわたって医療、介護、障がい、保育と4つの分野に取り組んできました。
今後はきめ細かいところまでお応えできるように保険外という5つ目の分野も手がけていきます。
使命として掲げているのは、医療福祉の概念を変えることです。高齢者の増加で医療福祉が大事になる。
よく耳にする話題ですが医療福祉という言葉が大事なのではなく、医療福祉を通じて目の前の人を元気にして自分も元気をもらえてることが大事なのです。
そのことに気がつけば、間違いなく医療福祉の本質が変わります。

人である以上、いつ病気になり、障がいになるかわかりません。
もし自分がそうなったことを想像してみてください。
できることが制限され、我慢を強いられ、活動範囲も狭められるわけです。それでも生きていかなきゃならない。
病人や介護が必要な人を見ると大抵はかわいそうと思うでしょう。それが心理的な距離となって寂しい思いをさせてしまうのです。
病気の人を治療する。身体が不自由な人を介護する。それだけの関係しか築けないのだったら人は幸せになれません。
だから私たちは病人とか障がいとか分け隔てなく、人として対等に向き合います。
徐々に人間関係づくりをしていくと、その人らしさが見えてくる。なんでも言い合える仲になるとお互いにそれがすごく楽しい。
幸せを感じるようになるんです。

医療や福祉は特別なものではなく、暮らしのなかに普通にあるものでなければいけない。そうでなければ安心して歳もとれません。
そのためには毎⽇の⽣活と福祉の境⽬をなくすこと。
病気や障がいがあるからといって距離をおかないこと。
皆同じ人間として楽しく生きていける社会にするために、私たちは法人として覚悟をもって実行していきます。
賛同してくれる方の参加はいつでも大歓迎です。やるといったら必ずやる、おうじグループにご期待ください。

街並みを背景に微笑む代表